中1~中2前半までに学習するレベルの英文を使って「聞く」「話す」力をじっくりとつけます。
中学部とは異なり、LEGLABOの小学部では一般的な受験英語指導や、中学に進学後に学習するような英文法解説型の安易な先取り授業は行いません。中学部では必要に応じて理論(=頭)で説明する英文法も、小学生の間は、音読・発声によるアウトプットをより重視して、身体で覚えるように誘導します。このレベルにおける英語学習はスポーツや楽器の演奏と似たところがあり、難しい知識の詰め込みよりも、身体活動を伴う基本的知識を使った反復練習が有効です。また、カリキュラムの機械的な消化を急ぐあまり起こり得る、児童の消化不良や英語嫌いになることを防止します。
フォニックス指導に長期的に取り組むことで、正確な発音と初見で英文が音読できる力を身に付けます。
フォニックスとは簡単に言うと「英語の文字と音のルール」のことで、このルールをマスターすると初見の英文でもある程度スムーズに音読することができるようになり、一方、リスニングで初めて耳にする単語のスペルもある程度予測ができるようになります。発音に自信が持てるようになると、英語を話す際の心理的障壁はかなり低くなります。また、子音に意識が向くことで、日本人に特有の平坦な発音ではなく、強弱のはっきりした発音ができるようになります。
毎日英語に触れる習慣付けを行います
中学生とは異なり、現段階ではまだ小学校で教科型(教科書があり、テストもあり、成績もつけられる)としての英語の授業は行われておらず、大半の小学校における週の授業回数も1回というのが一般的です。残念ながら、小学校とLEGLABOの授業を週に1回ずつ受けただけで英語ができるようになるほどには語学学習は甘くありません。授業終了後、次回の授業までの1週間で毎日英語に触れ続けることが英語をマスターする上で不可欠です。そのために使用するE-Drillという日々のドリル帳と毎週課せられるオンライン上の宿題には音読や聞き取りの練習が含まれており、お子様が毎日英語の音に触れる習慣づけを行います。