英語なんてホント簡単!

なのか・・・?

ということについて今日は少し書いてみたいと思います。

 

結論から言いますと、

YES か NO かで言ったら、

間違いなく NO ですよね・・・恐らく・・・。

 

もちろん、「英語は簡単!」と仰る方々を見ていると、色々な文脈で言われているので、一概に、それをこの場で否定する、という話ではありません。

 

実際、日本人でマルチリンガル(3言語以上を操る人)の人のように、私からすると、ひじょ〜に羨ましい方々にしてみれば、「英語なんて簡単やろ」というのは嘘、偽らざる本当の気持ちだと思います。

 

BUT!

 

とは言うものの、やっぱり一般論で言うと、

英語は日本人には習得の難しい言語なのです。

という話を留学中にクラスメイトにすると、珍しく食いついてくれまして、

「それってよく耳にするけど、どっかに書いてあります?」

と聞かれたのですが、ちゃんとこの点について言及している文献は存在するわけです。

 

と言いいましても、英語が「難しい or 簡単」といった単純な内容ではないのですが。

 

Linguistic Distanceと言いまして、例えば英語、という言葉からみた「言語的距離」という観点でそれを測るわけです。

 

この「言語的距離」が英語から離れれば離れるほど、その言語を母語とする人が英語を学ぶ際には難しく感じる、と。

 

ご丁寧にも、「英語から見た言語的距離ランキング」なるものがありまして、

それによると

英語から最も遠く離れた言語とは・・・

すなわち

 

日本語

 

なのであります。

あ、因みに、同着1位にハングルも入っています。この辺、何となく、わかりますよね。

因みに、日本語とハングルの次に来るのが広東語(中国語のうち、香港など南部で使われる言語)でして、これは逆に言うと、英語のネイティブスピーカーにとっては最も難しく感じる言語ランキングベスト3が

 

1位 日本語・ハングル

3位 広東語

 

ということをも意味しているわけです。

因みに、ベスト(?)4を見ると、広東語の次に来るのが

 

4位 北京語(いわゆる中国語)・アラビア語・ベトナム語

 

だそうです。

 

一方、英語と言語的距離が非常に近い言語とは?

アフリカーンス語・ノルウェー語・ルーマニア語・スウェーデン語

だそうです。

 

ですので、日本人が、英語をそれなりにマスターしようと思えば、やはり、それなりの 「時間」 と 「エネルギー」をかけざるをえないのは自明の理なのであります。

 

と、考えてくると・・・

やはり大半の日本人にとって、人生で最も 時間 と パワー を英語学習にかける受験勉強の時というのは英語が使えるように練習できる絶好の機会であり、この時期に正しいやり方で、英語を勉強しておく意義というのはすこぶる大きいと思うのです。

 

というわけで、皆さんもレグラボで一緒に頑張りませんか?(^^)

レグラボはいつでも扉を開けてお待ちしておりますm(_ _)m