結論から申しますと・・・
英語のシャワーを大量に浴び続ければ
いつの間にか口から英語のフレーズが出てくるようになる!
と、いうほど、物事は都合よく、単純にはできていません(-_-;)。
よく巷で耳にする
「一日たった数分聞くだけで・・・」といった甘い囁き。
天使の囁きなのか、悪魔の囁きなのかわかりませんが、
もし、一日数分聞くだけで
誰もが英語が話せるようになるのであれば
今頃日本はバイリンガルで溢れかえっており
英会話教室の大半は潰れ
楽天やユニクロの社内公用語化など
ニュースにもならないはずなのです。
ですよね??
でも・・・
だって・・・
赤ん坊は、まず「聞く」ことから語学の習得を始め
次第に「話せる」ようになっていくじゃないですか!?
と思われた方。
確かにその通りです。
語学習得の基本は、まずは「聞く」ことから、です。
が、
気をつけないといけないのは
誰も
「聞くだけで話せるようになる」
とは言ってない
ということなのです。
こういうのを論理のすり替えというのですが、
赤ん坊は、母国語を聞いてるだけで
ある日突然、せきを切ったかのように
ベラベラとしゃべり出すわけではありません・・・よね?(^_^;)
(それ、ある意味怖いですよね)
ずっと母国語を聞いていて、少しずつ、
「まんま」とか「パーパ」とか「シーシ」といった
発話を始めていくわけです。
「発話」を始めるわけです。それも、少しずつ。
間違っても、ある日突然、
「お母さんがいつも作ってくれるカレー、だ〜いすき!」
などといったフレーズが口をついて出てきたら
これはこれで、ある意味、非常に恐ろしいことです・・・
また、
赤ん坊が言語を習得する過程で
その言語を耳にする際に、
間違っても
両親が一言も言葉を発することなく、
家庭で赤ん坊が言語音声とふれあう唯一の機会は
ラジオから流れてくるニュース
などという異常事態も普通はありえないわけで、
基本的には
母親がメインとなることが大半でしょうが、
ベッドで泣いていると
「おなかがすいたでちゅね〜」
とか言いながらおっぱいをあげたり、
あるいは転んで泣いてると
頭をなでながら「よしよし」とか
ひざをさすってくれながら「いたかったでちゅね〜」とか、
赤ん坊の実体験に合わせて
「ネイティブスピーカー」が赤ん坊に向かって
簡単な言葉を使いながら、発話をしてくれるわけで、
そういった、
言葉も含めたあらゆる意味でのコミュニケーション
を通して、子供は言葉を学んでいくわけです。
このあたりを冷静に理解して、
お腹に落としておくと、
なにか、行動を起こされた後で、
「なんかおかしいな・・・」
と、
頭をひねらなくても良くなるのではないか
と思うわけです。
というわけで、皆さんもレグラボで一緒に頑張りませんか?(^^)
レグラボはいつでも扉を開けてお待ちしておりますm(_ _)m