reunion

昨日は教室業務はお休みだったのですが、2年半ぶりに懐かしいお客さんがご家族で教室を訪ねて来てくれました。

ちょうど私がイギリスから帰国する時に入れ違いでブリストルにご家族で来られた方で、なぜか私の周囲には司法関係の方が多いのですが、この方も同じく法曹界に身を置かれている方で、ブリストルでのコースが終了した後、引き続きUCLでもう1年研究をされたあとで帰国されたとのことで、昨日は関空からそのままスーツケースを持って教室まで直行してくれました。

この方とは、ブリストル在住時代に私が書いていたブログを通じて知り合ったので、実際にお会いするのは実は今回で2回目なのですが(奥さんとは初対面!)、それまでにご夫妻とはメールやFacebook等でのやりとりが何度もあって、実際に会うのが2回目と思えないほど昨日は大盛り上がりの再会となりました(^^)。

こう考えると一昔前に比べたら、今はネットのおかげで本当にいろいろなことが便利になりましたよね〜。

2人のお子さんもご一緒だったのですが、ご長男が5歳と言うことで、昨日教室にいる時にお父さんが本の読み聞かせをしていたのですが、ご長男くんのキレッキレッのブリティッシュイングリッシュを久々に耳にして、なんだかとても懐かしくなりました

お子さん達は母国語が定着する前の渡航で、且つ、5歳での帰国なので、傍で見ている分には日本語よりも英語の方がストレスなく使えるような感じでした(とっさに出てくる言葉は日本語ではなく英語…)。

ご夫妻と話していて面白かったのは、渡航後しばらくして、お子さんたちが真っ先に英語を口にするようなったのは「文句」or「ののしり語」とのことで、そういえば確かにうちの子もそうだったと思いました。友達からの影響も大きいですが、先生も結構使うようですね…(^_^;)。How dare you!とかYou are a liar!とかIt's not fair!とか。ののしり語の方は自主規制しますが…。

そして次に口にするのが「遊び」の時。これはまぁわかりやすいですよね。やはり子供の遊びは万国共通で、そこに言語による壁はあまり高くないということなのでしょう(これが恋バナとかになると一気にlanbuage barrierが高くなり、うちの長女はかなり苦労しましたが…)。

この2つに関しては、その状況や感情を表す表現が非常にリアルに子供たちの中に入ってくるのでしょうね。明らかにその状況で発せられる英語は「日本語から英語への翻訳」ではなく、気持ちを英語でそのまま表現しているのだなぁ、と。

あと英語教師として興味深かったのは、母国語の日本語が入る前にバイリンガル環境(学校では英語、家では日本語)に身を置いていたので、最初の頃は日本語の文法が英語に入ったりというようなこともあったらしいです(英語を話す際に、SVOではなくSOVの語順になったりとかですね)。どちらの言語もまだ不安定な状態でバイリンガル環境に置かれると、そういうことが起こるのですね…。あと、最近になると、日本語を話す際に、不自然な日本語(ご両親から見られて「今明らかに英語表現をそのまま日本語に翻訳しただろ?」的な)を話すこともあるとのことで、ここらへんはいわゆる純粋日本人中・高生達が英語を話す際に日本語⇒英語と翻訳して話すような感じの逆バージョンですよね。

改めていろんな気づきが得られてとても充実した日曜日でした(^^)。