スペリング

先日、生徒のWritingを添削していると、答案の中でmemorisingという表記をしている生徒がいました。

時々生徒の中でも気づかずにやっている子がいるのですが、「memorisingとmemorizing」、「colourとcolor」、「theatreとtheater」など単語帳を見ていると、なんとなくどちらの綴りでも良さそうな感じがする(colo(u)rみたいな感じで単語帳に載っている場合もあるので)のですが、これはやはりしっかりと認識、区別しておくべきだと思います。

すなわち、前者が英語(British English)で後者が米語(American English)のスペリング表記であるわけです。

こういう風に話すと、次に彼らから出てくるのが「テストではどちらで書いてもいいのですか?」という質問なのですが、これは国際的な英語テストであっても国内の大学入試であっても共通して言えるのが

「どちらでも問題なし」

ということですです。

ただし、1つだけ注意事項がありまして、英語表記で書くのであれば英語表記で、米語表記で書くのであればあくまでも米語表記で一貫させることが求められるということです。ですのである箇所では英語のスペル表記で、また別の箇所では米語表記であったりすると、これは減点対象となってしまいます。

そして、基本的に日本人の中高生は米語で教育を受けていますので、テストでは英語表記は避けた方が無難かなと思うわけです。。。