Writingの指導のつづき

すみません…前々回のブログで、途中で話が脱線したまま終わったので「続きは次回で」と書いていたのに前回のブログは全然違う内容でした(-_-;)

ということで、今日は前々回のブログの続きです。

前々回のブログでは、Writingの指導に関してもFluency(流暢さ)をもっと生徒に推奨してあげれば生徒の書く力はもっと上がるのではないか?と言う視点から書き始めたのですが、途中から話がちょっと違う方向に行ってしまいました。

当初は高校生に英文エッセイの書き方のテンプレートを覚えてもらった方が早いかなと思ったので①Introduction⇒②Body⇒③Body⇒④Conclusionの4段落構成で文章を書かせていたのですが、これの難点は生徒からすると、ちょっと(かなり?)敷居が高くなることです。1つのエッセイを仕上げるのに結構な時間がかかるというのと、どうしても書式がかしこまるため生徒たちの手が思うように動かないというのが挙げられるわけです。

で、これを解消するために今やっているのがいわゆるPREP方式と呼ばれるものですね。

これは日本人(今の子はだいぶ慣れてきてるのかもしれませんが、我々おっさん世代が中高校生の頃は特に)にとって、結構訓練の要る思考法だと思うのですが、

①質問に対してPoint(結論)をまず言う。

②続いてその主張をサポートするReason(理由)を述べる。

③さらにその理由のExample(具体例)を書く。

④そして最後にもう一度、最初に述べた自分のPoint(結論)で締めくくる。

という流れで、もちろんイントロ、ボディー、コンクルージョンのエッセイ書式からそんなに大きく外れるわけじゃないのですが、あっちは4段落構成になるのに対して、こちらは必ずしも段落構成を気にしなくてもいい点が生徒にとって気安いかなと思っています。何よりも訓練がしやすいですよね。

例えば「電子レンジやファストフードチェーンは社会にとって利益となるか?」とか、「教室で身に付ける知識と自身の経験から得た知識ではどちらが大事だと思うか?」みたいな質問に対して、PREP方式で自分の意見を伝える練習を数多くしていると、英語でのペーパーの書き方においてもそれほど苦しむことはなくなるのではないかと思います。このPREP式も始めた当初は、日本語でも結構苦戦している子がいましたが、それも回数を重ねていくとなんだかんだと理由を言えるようになってきましたのでやはり慣れというの大きいなぁと思うわけです(^_^;)。

そしてこのPREP方式が身に付いてくると、それに伴うお決まりのテンプレートや決まり文句も身に付くわけで、ここら辺はあまり考えずにすらすらと書けるようになります。これ、結構大きいと思うんですよね。日本の受験英語的な観点からすると「量より質」的なところが、特に難関大学対策となればなるほど言われる傾向にあると思うのですが、私は英語学習に関しては「質より量」じゃないのかなと思うわけです。以前は真逆の立場でしたが…(^_^;)。

何よりもこのPREP式の方が、気安く発言したり書いたりすることができる点も良いなと思っています。授業の中でもそんなに時間を取りませんし(^^)。また、こういった練習を何回かすると子供たちもパラフレーズ(同じ言葉やフレーズの重複使用を避けること)の必要性がわかるようになり、いちいち言わなくても1回使った単語を次回使うときはそれを別の単語に変えたり表現法を変えたりと色々と工夫してくれているのが分かります。

そして何よりもこちらとして一番助かるのは、以前のエッセイ形式ではなく、このPREP式の方が生徒たちはそこまで嫌がる素振りもなく、結構サクッと英文を提出してくれるようになったことです。これが私にとっては一番ありがたいわけです…。